粉末状にした溶射材料を、酸素-アセチレン炎中に送り込み、燃焼炎の流れに乗せて加熱しつつ吹付けます。
使用する材料の溶融温度が低いこと、噴射速度が遅いことから、高い溶射効率で成膜が可能です。自溶性合金溶射においては付着率が90%以上にもなります。
溶射プロセスで選ぶ
サーモ溶射サーモ・スプレイ=Thermo Spraying
特徴
- 溶射材料は粉末状態。新しい素材への対応も含めて、選択肢がワイドです。
- 被削性のある皮膜が得られるため、クリアランス制御用コーティングに適しています。
- 自溶性合金にも利用されます。