溶射Q&A
- Q.どんな材質に溶射できますか?
- A.
主に金属基材への溶射になりますが、セラミックス・CFRP等の他の材質への溶射実績もあります。まずはご相談下さい。
- Q.どういうメカニズムで皮膜が付くのですか?
- A.
粒子が基材の凹凸に機械的に噛み合う事によって付着しています。
- Q.皮膜が剥がれる事は無いのですか?
- A.
使用環境(急熱・急冷、基材腐食、集中加重など)によって剥がれる場合があります。
- Q.溶射中の基材(母材)への熱影響はありますか?
- A.
溶射中の基材温度は、一般的に120℃以下に制御するため影響はありません。
- Q.どんな形状に溶射できますか?
- A.
平面、円筒面、内径、複雑な形状など様々な形状へ施工が出来ます。ただし、内径や複雑な形状への溶射には制約がありますのでご相談下さい。
- Q.大型の物への溶射も可能ですか?
- A.
弊社では直径800mm×5000mmの実績があります。それ以上の場合は、ご相談ください。
- Q.皮膜の厚みはどれくらいですか?
- A.
通常は研磨仕上りで200~300µmですが、1mm以上の厚膜も可能です。
- Q.皮膜の硬さはどれくらいですか?
- A.
溶射材料によって異なりますが、一般的にHv500~1000(ビッカース硬度)です。
- Q.再溶射できますか?
- A.
既存の皮膜を除去し再溶射できます。素材から作り直すことに比べ短納期かつ安価にできます。環境にも優しい施工法です。
- Q.一品から対応可能ですか?
- A.
一品からでも対応しております。お気軽にご相談下さい。
- Q.基材の製作から対応できますか?
- A.
基本的にはお客様からお預かりした基材へ施工していますが、図面を頂いて素材から基材を製作・溶射することもできます。